詐欺や借金返済などで困ったら「宇都宮市消費生活センター」へ相談を – PR
「『契約不履行』という内容のハガキが裁判所から届いたが、心当たりがない」「屋根の無料点検をしてもらったら、とてもひどく傷んでいるからと高額な工事の契約をさせられそうになった」…。
穏やかな日常生活で、こんなことが起こると驚いてしまいますよね。
宇都宮市消費生活センターでは、このような市民の方の身に起きた「詐欺」や「消費者と事業者の間のトラブル」についての相談を受け付けています。
うつのみや表参道スクエアの5Fに宇都宮市消費生活センターがあります
場所は二荒山神社に向かって右側にあるビル「うつのみや表参道スクエア」の5F、ブルーの色調のカーペットが落ち着いた印象を与えてくれる、宇都宮市民プラザ内です。
「こんなささいなことでもいいのかな…」という内容でも大丈夫。相談員が、親身になって話を聞いてくれますよ。
こんなときは宇都宮市消費生活センターに相談しよう
宇都宮市消費生活センターにはトラブルや相談に関係するさまざまな資料が置いてありました
消費生活センター、名前は聞いたことがあるけれど実際に利用したことはない、という人が多いのではないでしょうか。
「どんなことが相談できるの?」。気になる内容を、具体的に見ていきましょう。
大きく分けて5種類あります。
1つ目は「特殊詐欺」。多数の手口があり、ニュースで有名になった、子どもや孫、警察、銀行員などになりすまして現金をだまし取る「母さん助けて詐欺(オレオレ詐欺)」や、お金が返ってくるといって現金を振り込ませる「還付金詐欺」もこれに入ります。
2つ目は「悪質商法・契約トラブル」。商品を買ったが届かない、高額な請求が来たなどです。
3つ目は「製品事故」。コンセントから発火した、鍋でお湯を沸かしていたら取っ手がとれて大やけどをしたなどのトラブルです。
4つ目は「不当表示」。チラシの表示と実際の値段が違う、表示された内容がおかしいなどです。
5つ目は「多重債務」。複数の金融機関からお金を借りていて、借金返済の首がまわらなくなる状態です。
それぞれの内容について相談した場合、特殊詐欺の場合は、すでにお金を支払ってしまっている場合はすみやかに警察へ連絡することになりますが、未払いの場合や還付金詐欺の場合は、対策を教えてくれます。
「悪質商法・契約トラブル」「製品事故」「不当表示」については、宇都宮市消費生活センターが事業者と連絡を取って、クーリングオフを利用した契約の無効や、場合によっては返金してもらえるよう、交渉してくれます。
多重債務については、弁護士を紹介してくれます。
相談は電話で受け付けています。
平日は1日に20件弱かかってくるそうです。
年間にして5,000件を超える相談が宇都宮消費生活センターへ寄せられているそうで、思ったより多いと感じました。
トラブルに巻き込まれる前に! 実際に寄せられた相談と自分でできる対策
今1番多い相談は「架空請求」です。特殊詐欺のひとつで、身に覚えがない料金の請求をされます。
以前はメールが圧倒的に多かったのですが、最近はハガキで届くことが増えています。
「裁判」「訴訟」「差し押さえ」などという言葉であおり、不安にさせますが、絶対に書かれている連絡先に電話をしてはいけません。
次に多いのが「点検商法」。水漏れや、床下点検などを無料でやりますと言って訪問し、「今すぐに直さないと大変なことになる」などといって、高額な契約をさせたり、商品を売りつけたりします。
最近は台風や豪雨被害に便乗することも多く、戸建ての家が狙われやすいそう。
対策としては、無料点検の話にのらないこと、契約書の内容をしっかり確認すること、何よりその場で契約しないことです。
ほかにもSNSで「簡単に楽して儲かる」という儲け話にのってしまい、大金をつぎ込んでしまうケースも増えています。
「地道に働くしかお金を稼ぐ方法はない」と心得て、甘い話はスルーしましょう。
健康食品の定期購入で、安い商品だと思って契約書にサインしたら、あとから高額な請求が来たというトラブルもあります。
これも契約書をしっかり読みましょう。「今日が締め切り」などと店員にせかされても、その場では絶対に契約しないことです。
いずれの場合も、自分ひとりで抱え込んではいけません。
ひとりで考えると不安になって、冷静な判断ができなくなるからです。
早めに家族に相談したり、宇都宮市消費生活センターに連絡しましょう。
多重債務者も勇気を出して相談を
宇都宮市消費生活センターでは、多重債務の相談も受け付けています。
多重債務者は、金融機関で限度額いっぱいまで借りて、督促が来ても返せないために別の金融機関でお金を借りて返す、ということを繰り返しています。高額の金利を返すことで精一杯になっていて、元金がいっこうに減らないケースが多いです。
多重債務というとお金にだらしない印象があるかもしれませんが、最近は収入が減ったために生活費を借りたり、何らかの理由で奨学金を返せなかったりする人が、この状態に陥っているケースがあります。
多重債務は一般的に法律相談所へ相談するイメージですが、宇都宮市消費生活センターで相談すると利点が2つあります。
ひとつは、センターで相談を受け付けたあと、弁護士を紹介する流れになりますが、相談員に話すことで今の状態を整理することができ、債務整理方法も教えてもらえます。そのため、次に弁護士に相談した時に内容が伝わりやすくなります。
もうひとつは、センターでは相談した日時や内容を書き留めたカードをつくっておくので、記録が残るのも利点になります。
多重債務者は金銭的にも精神的に追い詰められていて、相談自体をしにくい状態にあることが多いそう。
でも多重債務こそ、ひとりで抱え込まないでほしい内容です。ぜひ勇気を出して相談してほしいですね。
プライバシーは守られ利用料は無料です
宇都宮市消費生活センターを利用するには、まず電話するところからスタートします。
ほとんどの場合は電話でのやりとりのみですが、契約書や写真などを持っている場合はFAXで送るか、直接出向いて相談することになります。
センターに行って相談する場合は、予約をしてから行きましょう。
センター内に3つある相談室はすべて個室で、誰かと顔を合わせることはありません。そしてセンターは、守秘義務があり、プライバシーが守られます。
これなら人には言えないような内容でも、安心して相談できますね。
いずれの場合も相談員がていねいに話を聞き取り、状況に応じて警察や弁護士、別の機関へ案内してくれます。
料金は一切かかりません。
消費生活センターは全国にありますが、実は土日祝も開所しているセンターは数が少ないそう。
ですが、宇都宮消費生活センターでは土日祝も相談を受け付けているので、平日に仕事をしている人でも相談しやすいのがありがたいですね。
「これはあやしい」と思ったら早めに電話で相談を
宇都宮市消費生活センターについてご紹介してきました。おそらく、相談内容でまったく自分と関わりがないという人はほとんどいないのではないかと思います。
私自身も、ショートメールでの架空請求は届いたことがありますし、戸建てに住んでいるので、水回りの無料点検をされて「これはひどい状態だから、早くなんとかしないと」と言われたことがあります。
平日の昼間は留守番電話対応にしていますが、実はこれは簡単ですぐにできる詐欺対策のひとつということでした。
ぜひ、頭の片隅に宇都宮市消費生活センターのことを覚えておいてください。「これはあやしい」「詐欺かも」と思ったら、早めに電話で相談してくださいね。
宇都宮市消費生活センター
宇都宮市馬場通り4-1-1 うつのみや表参道スクエア5F
028-616-1547
電話相談 9:00~17:30(土日祝 ~16:30)
来所相談 10:00~17:30(土日祝 ~16:30)
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