栃木県立博物館 レッドデータブックとちぎ2018

イベント

ポスターに書かれた「消えゆく生きものたち」の文字にドキっとしてしまいます。

自然豊かな栃木県においても、さまざまな環境変化には抗いがたく、多くの動植物や自然景観が失われてきたといいます。

自分たちの身近なところで、ひっそりとその姿を消している動物や植物、そして二度と見られなくなってしまった景色があるなんて、なんだかショックですね。

「レッドデータブックとちぎ」とは、栃木県内で絶滅のおそれのある野生動植物などの現状をまとめたもの。2005年に作成され、今年3月には13年ぶりに改改訂された「レッドデータブックとちぎ2018」が発刊されました。

これを機に、栃木県立博物館では、栃木県環境森林部自然環境課とタッグを組んで企画展「レッドデータブックとちぎ2018」を開催しています。

どうして絶滅するのか、そしてなぜ絶滅を食いとめなければならないのか。

「まずは現状を知ることが大切」と、林光武学芸部長補佐兼自然課長をはじめとするスタッフの人たちは、関係者に向けた内覧会で口々に熱く語りました。

企画展では、子どもにも分かりやすいように約200種の標本をカテゴリーごとに4章に分けて展示・解説。地形や地質にも触れ、保全活動の取り組みについても紹介されています。

普段は忘れがちですが、実は私たちの暮らしはいろいろな生きものや植物たちに支えられていることを実感できるのではないでしょうか。

夏休み期間中は、子どもと一緒にでかけるのもオススメですよ。

注目ポイント:関連イベントも要チェック!

【学芸員とっておき講座「帰る・サンショウウオ最新情報!」】
2018年8月19日(日) 13:30~15:00
研修室にて 全年齢対象 定員40名

【記念講演会「消えゆく生き物からのメッセージ~菌類(きのこ・カビ・酵母)を例に~」】
2018年8月26日(日) 13:30~15:30
講師 細矢剛 氏(国立科学博物館植物研究部グループ長)
講堂にて 小学校高学年以上 定員200名

【特別講演会「栃木県のトウキョウサンショウウオの現状と保全活動」】
2018年9月24日(月・祝) 13:30~16:30
講堂にて 全年齢対象 定員200名

栃木県立博物館第121回企画展 レッドブックデータとちぎ2018

2018年7月14日(土)~10月8日(月)
宇都宮睦町2-2
 028-634-1311
公式HPはこちら

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※情報はすべて取材当時のものです。価格・メニューなどは変更されている場合があります。
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宮めぐり編集部

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