栃木県立美術館企画展「谷内六郎展-昭和ノスタルジーの世界へ―」開催

企画展ポスター
イベント

26年にわたり『週刊新潮』の表紙を描き続けた画家「谷内六郎」

画家・清水登之や版画家・川上澄生ら栃木ゆかりの作家をはじめ、イギリス、フランス、ドイツなど西欧の近現代美術品、マイセン磁器コレクションなど約9000点に及ぶ作品を所蔵する栃木県立美術館で、2025年4月19日(土)より『谷内六郎展―昭和ノスタルジーの世界へ―』が開催されます。昭和31年の創刊号から亡くなる昭和56年までの26年間、『週刊新潮』の表紙絵を担当していた画家、といえばピンとくる方も多いかもしれません。

どこかファンタジーめいた作品の数々

本作品展では、谷内がアトリエを構えた神奈川県横須賀市にある『横須賀美術館』が所蔵する、1300枚を超える表紙絵の中から原画120点と、小説の装丁や絵本の挿絵の原画などを展示。海や川で遊んだ夏休み。雨降りの日に傘を抱えてお父さんのお迎え。蛍と遊ぶ夜。ソリを引いて進む雪道…。柔らかくあたたかな風景の中に生きる、昭和時代の子供たちの生活や、社会の変化を独自のタッチで表現した作品の数々は、過ぎ去りし子供時代のノスタルジーを呼び起こします。そして作品をよく見ると、それぞれに不思議なものが描かれています。どこかファンタジーめいた小さな発見に、心が躍ることでしょう。

二度と戻ることのない子供の時間、昭和の時代。谷内の作品を通して、懐かしき世界に誘われましょう。

企画展チラシ

企画展「谷内六郎展-昭和ノスタルジーの世界へ―」
2025年4月19日(土)~6月15日(日)
【イベント】
申込不要・当日の企画展観覧券が必要
谷内広美氏によるギャラリートーク
4月19日(土)13:30~
担当学芸員によるギャラリートーク
4月27日(日)、5月18日(日)、6月1日(日)
各回14:00~(1時間程度)
【観覧券】
一般1,200円(1,000円)
高・大学生600円(500円)
中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
無料日:6月14日(土)、15日(日)

栃木県立美術館

栃木県宇都宮市桜4-2-7
 028-621-3566
【開館時間】
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
月曜(2025年5月5日は開館)、2025年5月7日(水)
公式ウェブサイト
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