とちぎ米で作る糀甘酒セレクション
甘酒の歴史は古く、古墳時代にまで遡れるそうです。江戸時代には「夏バテを防ぐ飲み物」として庶民に愛飲されていたとか。時は流れ、「正月の振る舞いくらいでしか飲まないな…」と、ちょっぴり遠い存在になりましたが、「飲む点滴」として再び注目を集めています。
脳のエネルギー源となるブドウ糖、老化を抑制するエルゴチネイン、お肌の健康を維持するグルコシルセラミド、腸内環境を整える食物繊維などなど…。朝飲めば頭の働きもよくなり、毎日飲み続ければ健康維持にも。
栃木県産の米と糀だけでつくられた、天然の甘味が味わい深い「宇都宮のおすすめ甘酒」をご紹介。ノンアルコールなので、ちびっこも飲めちゃいますよ。
明治創業。知る人ぞ知る糀店の伝統甘酒 「野澤糀・簗瀬小学校前店」
南大通り4丁目交差点から松が峰1丁目交差点まで東西に延びる「いちょう通り」の北側。簗瀬小学校にもほど近い場所に、明治創業の糀店があるのをご存知ですか?
車道や歩道に面してはいるものの、若干奥まった位置に店舗があるので、車からだと見落としてしまうかも…。青いのぼりと暖簾が目印です。
4代目のオーナー・野澤さんが仕込む甘酒は、塩を少々加えるのが隠し味。塩が甘さを際立たせ、まろやかな味わいに仕上げてくれるのだそうです。
生きた酵母菌を含む甘酒は、創業以来変わらぬ伝統の味。作りおきはしていないので、いつでもできたて、やさしい甘酒が味わえます。
野澤糀・簗瀬小学校前店
栃木県宇都宮市南大通り1-4-21
028-633-0766
糀を味わう甘酒は 大和屋秘伝の製法で 「大和屋味噌糀店」
糀は米の品種や配合、米粒の大小、酵母、温度によって味が異なります。各店ともこだわりの糀をつくっているので、店独自の味や風味が生まれ、甘酒もまた各店オリジナルの味わいになるのです。
昭和3年創業。清住町通り沿いに店舗を構える大和屋味噌店の糀は、温度調整を図りながら麴菌を2日2晩かけて発酵させ、3日目の朝に仕上げるそう。
甘酒に使用する米は減農薬のコシヒカリ。米のあま味を最大限に引き出し、米糀とお湯で仕込みます。こちらも生きた酵母菌を含んだ自然のあま味。濃縮タイプとストレートで飲める2種類があります。
大和屋味噌店
栃木県宇都宮市星が丘1-8-13
028-622-4683
甘酒をもっと楽しくもっと味わう! トチペスタッフオリジナルレシピ
りんごのコンポート
①皮つきりんごの芯を取り、8等分する。
②鍋に甘酒150g・はちみつ小さじ1を入れて落し蓋をして弱火で煮る。
③りんごが透き通るような色になって柔らかくなったら完成。
ポイント★焦げるので弱火がマスト!
レモン香る爽やかシャーベット
①レモンの皮1/2を細かくスライス。
②甘酒150g・加糖ヨーグルト100g・レモン果汁大さじ1をフリーザーバックにいれてよく揉んだら、平にして冷凍庫に。
③2時間ほど経ったらフリーザーバックを揉んで、平らにして再び冷凍庫へ。この行程を3回繰り返して完成。
クリームチーズケーキ
①ビスケットを80gをビニール袋に入れて細かく砕く。
②バター20gをレンジで温め溶かしたら、ビスケットの袋に入れてなじませる。
③型の底にクッキングペーパーを敷いて、ビスケットを敷き詰める。
④ボウルの中に常温で柔らかくしたクリームチーズ200gを入れ、甘酒200gを加えてよく混ぜる。
⑤④に卵2個を入れてよく混ぜる。
⑥小麦粉大さじ1をふるってから⑤に入れてよく混ぜる。
⑦混ざったら型に流し込む。
⑧180度のオーブンで25分焼く。
⑨表面に焼き目がついたら完成。
ポイント★クリームチーズは完全に混ざっていなくてもOK。
飲んでおいしい、料理やお菓子に使ってもおいしい甘酒。ぜひいろいろトライしてみてください。
※情報はすべて取材当時のものです。内容は変更されている場合があります。
詳細は各店舗にご確認ください。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。