雀宮をレンタサイクルでめぐる 心癒される風景と街なかカフェと
宇都宮市の南部に位置する雀宮。「雀」の「宮」なんて、なんだか日本昔ばなしに出てきそうな、可愛らしい地名ですよね。チュンチュン♪
今回のおさんぽ記事では、レンタサイクルを使って、田川沿いや雀宮の街中を気軽にサイクリングしちゃいます♪
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雀宮ってどんなところ?
住宅街が広がり賑わっているのは、南北に走る旧国道4号線沿いの地域。特に陸上自衛隊宇都宮駐屯地周辺を中心に栄えてきたようです。
雀宮の東部には田川が流れ水田が広がり、少し土地が高くなっている西部は果樹や園芸などの畑が多くあります。安塚街道の周辺には梨農家が多く、秋にはたくさんの瑞々しい梨が直売所に並びます。
また、宇都宮市内最大級の笹塚古墳をはじめ、約30もの遺跡や古墳といった貴重な文化財が点在する、歴史の里としての一面も。
古来、人が暮らしやすい土地であったことをうかがい知ることができます。
大型スーパーや複合型のショッピングセンターなど便利な施設が増えつつも、昔ながらの個人商店も残っていて、「新しくなっていくもの」「変わらないもの」が混在する加減が、なんとも魅力的なスポットといえるのではないでしょうか。
JR雀宮駅や宇都宮市立南図書館の周辺地域は開発がすすみ、「雀宮映画祭」などのさまざまなまちづくり活動も推進されているようです。
駅がキレイになり、道も広く大きくなって、家もどんどん建っています。楽しそうなことがあると、人は自然と集まってくるもの。雀宮には、きっとそんなワクワクがたくさんあるのかもしれません。
雀宮のランドマーク JR雀宮駅から宮めぐりスタート
2011年から新駅舎となったJR雀宮駅。地名にちなんで、雀が羽ばたく姿をイメージしたという外観デザインが特徴的です。
通勤・通学の要として、毎日たくさんの人が行き交っています。
駅構内は、大きな採光面から明るい光が差し込む、開放感のある造り。
階段・エスカレーター付近の壁には宇都宮産の大谷石がふんだんにあしらわれ、美しい独特の風合いで空間を彩ります。
また、かつて「乗換えこ線橋」の階段下にあった門柱が、時刻表掲示のオブジェとして設置されています。なんでも、1912年(明治45年)に製作された鋳鉄製の柱で、全国でも貴重なものだとか。
1895年(明治28年)に日本鉄道の駅として開業したというこの駅が歩んできた歴史が垣間見えるようですね。
うつのみやレンタサイクルで自転車を借りてサイクリングへ
雀宮駅東口を出てすぐの駐輪場では、自転車を借りることができます。
中心市街地の回遊性の向上や放置自転車の防止を目的として、放置自転車を再利用して宇都宮市が行っているレンタサイクル事業です。
早速自転車を選んでみました。オシャレなロゴマークがついています。1日1回100円で借りられるなんて、お得ですね!
なんと、電動アシスト自転車もあり(300円)。
日によって自転車の在庫がなくなってしまう場合もあるので、確実にレンタルしたい人は、早めの時間がおすすめだそうです。
次ページでは、雀宮駅近くにある高校や図書館、サイクリングロードをめぐります。
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