宇都宮でつきたてのお餅が食べられる!「池田もち店」– PR
おもちと言えばお正月や、寒いときのおしるこという印象ですが、おもち好きな我が家にはいつも「きな粉もちが食べたい」とか「お醤油もちが食べたい」との声があります。
スーパーではパックの切りもちが年中買えますが、毎日つきたてのおもちが買えるお店があると聞いて、早速行ってみました。
岩曽町の小道を入ったところに見つけた「池田もち店」の文字。
味のあるのれんをくぐると、ショーケースの中にはお赤飯やさまざまな種類のおまんじゅう、そしてありました! 真っ白な「切りもち」と長く伸された「のりもち」、「豆もち」が。
何度も試してめぐり合った最高のもち米
先代が開業した「池田もち店」は約20年も続く老舗。
「もちにぴったり合うもち米に出会えたから、良いもちができるんだよ」というご主人。
業者が持ってきてくれる何種類ものもち米から何度も丁寧に吟味を重ねて出会ったという、こだわりのお米。粘りが良く、でもこしが強すぎない。そして何より味が良いもちこのもち米に、池田もち店ならではの製法とご主人の腕が加わり、最高のもちに仕上がっているのです。
杵と臼でつくおもちも美味しいですが、池田もち店のもちは手水が入らないので、はっきりした口あたりのおもちになっています。
ちょっと触ってみると柔らかい、というよりむしろフワフワ!
このつきたてのおもちが食べたくて買いに来るのは、小腹がすいたサラリーマンや、学校から帰ってきた近所の子ども達。
「おばちゃん1枚!」と切りもちをひとつ買っては、おやつにそのまま生で食べるのだそう。
何を隠そう、私も生もちが大好き。このふんわり感は、そのまま食べても美味しいこと間違いないでしょう。
ちなみにご主人の好きなおもちの食べ方は? と聞くと、「やっぱり焼いて醤油付けて食べるのがおいしいな!」とのことでした。香ばしい醤油が、美味しさを倍増させ、おいしそう!
次第に季節は寒さの厳しい冬に近づいてきます。
前日からもち米を仕込む水の冷たさは手が痛くなるほど辛いもの。夜明け前の朝5時半には浸してあった米を蒸かし始めるそうです。注文が多いときなどは早朝3時から始まることも。
日が昇る頃、作業場には蒸かしたもち米の湯気と香りが広がっていることでしょう!
食べれば分かる、うまいもち!
毎年2月3日に宇都宮の八坂神社で行われる節分祭の『福まき』に、数年前から池田もち店のもちが使われているとのこと。
境内にまかれたもちを拾った人から、「このもちはうまい! どこで手に入るのか」と問い合わせがあったそうです。
もちを造り続けて20年、本物の味はどこにあっても確かな味を光らせているのですね。
ひな祭りには本物の「ひしもち」を
季節の名品がもうひとつ。
桃の節句のときにはおもちで3色の「ひしもち」を作っているとのこと。赤、白、緑の3色のうち、一番下の緑色はヨモギもち。春の香りを持ち合わせています。
実際におもちで作られたひしもち、珍しいですよね。
こちらは2月20日頃までの予約が必要です。
お赤飯もおすすめ
おめでたいときには「お赤飯」も食べたいもの。
店頭にあるお赤飯を少し試食させてもらいました。色は食紅ではなく、ささげを煮た自然の赤。箸を入れるとほかの米と絡みつくことなく、ひと口分取ることができました。
もちを作るときのもち米とはまた違い、お赤飯に合うものを選んで使っているとのこと。パックに詰められていても柔らかく、お米と豆の優しい香りが口に広がります。いくらでも食べられそうなほど美味しいお赤飯でした。
オリジナルもちも製造可能!
白い切りもちと共に人気なのは、定番の磯の香り高い「のりもち」とのりもちにピーナッツ入りが入った「まめもち」。
海苔や豆類の乾物は、長くお付き合いしている信頼のおける業者から取り寄せ、いつもできるだけ良いものを持ってきてもらうようにとお願いしているのだとか。
こちらは長く棒状で売られていて、白いおもちと同様にふわっと柔らかく、生でも美味しそうです。
馴染みのお客さんからは「ピーナッツだけ入れて」「代わりに大豆をいれてちょうだい」「黒ゴマをいれてほしい」などの注文があるのだそう。
要望があればできるだけ対応してくれるというからうれしいですね。こちらも前もっての連絡が必要とのこと。
冬場は「エビもち」が出るといいます。焼くとエビの香りが香ばしくて美味しそう!
年末には、お正月用の「のしもち」や「お供えもち」の注文が殺到するので、学生さんたちがアルバイトで手助けにきてくれるそう。
お昼と夜のご飯付きという、人情ある「池田もち店」。クリスマス後に覗いてみれば、活気ある雰囲気が伝わってくるかもしれませんね。
はっきりとした歯ごたえ、しっかりした味わい
取材しているうちに、どうしてもおもちが食べたくなって家に買って帰りました。
家族は柔らかさに大喜び! 生で食べてみましたが、美味しくてついつい食べてしまいます。はっきりとした歯ごたえという表現がよくわかる、ほどよい粘りと柔らかさ。味も雑味がなく、もちの甘味が感じられます。
焼いてみるとまた違った表情をみせてくれました。表面がパリっと焼けて中身がふんわり柔らかい。ご察しの通り、一瞬で食べ終えてしまいました!
毎日つきたてのおもちが店頭に並ぶ「池田もち店」。お正月の鏡もちの形の良さも自慢のひとつ。
こだわりのおもちをぜひ一度ご賞味ください。心に残るおもちです!
池田もち店
宇都宮市岩曽町965-2
028-661-7949
8:00~18:00
火曜定休
※情報はすべて取材当時のものです。価格・メニューなどは変更されている場合があります。
価格はすべて税込みです。詳細はお店のウェブサイトでご確認ください。
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